もてなす悦び
Posted on 7月 25th, 2011, by mariaamalia
丸の内の三菱一号館美術館のコレクション展「もてなす悦び展」に
行ってまいりました。
三菱一号館美術館は、三菱地所による再開発で、
2010年に美術館として開館。
建物は、丸の内最初の洋風貸し事務所として明治時代に建てられた
(旧)三菱一号館をレプリカ再建したもの。
美術展を楽しむ他に、その建造物と周辺の庭園も必見です。
今回の企画展「もてなす悦び展」は、
19世紀後半の芸術の世界に巻き起こった
ジャポニズム旋風により、欧米社会の広域の領域で
生み出された様々な品々、
陶磁器や銀器、ガラス作品などが
紹介されています。
陶磁器メーカーでは、ミントン、ロイヤルウースター、ラリック、
ティファニー、ガレ、セーブルなど。
その気が遠くなるような職人の技に
目を見張るばかりの美しさです。
王侯貴族に認められた、
日本文化と日本人の美意識が嬉しい半面、
自国の文化の素晴らしさや誇りを教えられているような
そんな気持にもなりました。
「もてなす悦び展」は、8月21日まで開催されています。
三菱一号館美術館
展覧会サイト
mimt.jp/omotenashi/