館山のお客様から

Posted on 6月 17th, 2010, by mariaamalia

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館山にお住まいのロイヤルカスタマーであるW様は、大変楽しいお客様です。マリアアマリアのロイヤルカスタマーでありながら、一度もご来店されたことがなく、いつもお電話で素敵なご注文をくださいます。当店では主にマイセンやヘレンドの手描きのカップをお買上げいただき、それ以外にオールドノリタケはじめ、アンティークも収集されていて、地元で展示会を開催されるほどの方!いつも美しいものについての拘りトークを熱っぽくして下さり、欧州食器の見識も深く参考になるお話をしてくださいます。

そのW様から初物の枇杷を2種類、スタッフのみなさんへと送っていただきました。お住まいの館山は、フルーツや花々が豊かに実る土地で、温暖な気候を好む枇杷の産地でもあるんですね。

写真左:バカラアラベスクのプレートに盛り付けた枇杷は、大房(たいふさ、おおふさ)という品種。酸味が少ない程よい甘みで果汁が豊富。寒さに強いので、「枇杷栽培の北限」である千葉で盛んに栽培され、旬の6月、「房総枇杷」として流通されています。

写真右:バカラミルニュイのプレートに盛り付けた枇杷は、田中という品種。その名の通り、植物学者である田中氏が長崎で食べた枇杷の種を東京に持ち帰り、育成したのがはじまり。甘みが強い上に酸味とのバランスがとれています。きれいなまん丸の形が愛らしく、大き目。

「ビジュアルも味のバランスも最高!」とW様は田中派!?ここでも美意識の高さを覗かせていました。

W様、いつもいつも有難うございます。スタッフ一同、お気持ちに心から感謝をしております。