魯山人に学ぶ

Posted on 2月 21st, 2015, by mariaamalia

先日BSで「銀座の名品」という特別番組を見ていたところ、

民芸品の老舗紹介から、魯山人の話に及び、

予期せずして「器」の話し。

 

魯山人
陶芸家で料理家
企画や営業の才能もあった魯山人。

 

料理のために器を制作する。

器からインスピレーションを得て、料理を作る。

飾る為の器ではなく、

料理を盛り付ける為の器を推進しました。

 

一器多用

そしてすでに「一器多用」の考え方をされていました。

焼き魚のを盛る皿、煮物を盛る椀というように、

器は用途に応じて作られていた頃から、

器に花を活けるというような柔軟さがあった魯山人。

凄腕のプロデューサーです!

 

昔から著名人や文化人が愛して止まなかった焼き物。

欧州の貴族もしかり。

歴史と文化に裏打ちされた器というものの奥深さを

再認識いたしました。